『アスナの願い』は、神社境内ののぞみ札掛けで越冬した為に罅や剥げの損傷を受けていましたが、修復が終了して今は商店に展示されています。
一月下旬から四月中旬までの僅かな間なのに、冬から春への寒暖や昼夜の温度差で膨張収縮した木材質による塗装面の罅割れと、寒風に舞い振れての接触による縁部や角部の塗装の剥離脱落が発生していました。
スプレー吹きによる艶消しのUV Cutの皮膜は、色褪せを防ぐだけで材質の収縮には効果が有りません。
対策としては、ソフビ用の塗料を使えば四季の寒暖に耐え得るかもと考えています。
既に屋内展示になっていますが、いずれソフビ用の塗料を入手して耐久テストをするつもりです。