「花いろ」のヒロインの中で、リアルで女子高校生にいそうなキャラの「鶴来民子/みんち」をコミックの絵柄で3D絵馬/立体のぞみ札にしました。
彼女は喜翆荘で住み込みの板前見習いとして働いている17歳の高校二年女子です。
身長160センチメートルのスッキリしたプロポーション。
独立心が旺盛で負けず嫌いな彼女は、自分一人で真剣に考えて決断し、単独行動する真面目故えの一途な性格の持ち主です。
なので、周囲の人達への意思の伝達を疎かにしてしまうコミュニケーション不足が、自分勝手な判断だと誤解される事が多く、そして、黒髪のロングヘアー美顔美形容姿がS的クールでドライ系性格悪だと思われてしまいます。
コミュニケーション不足の自己判断は、思い込みによって疎外感と妨害意識を抱き、その反発でストレートなヘイトワードを躊躇いも無く言い放ちます。
ですが、そのヘイトワードを同年齢で同級生の同僚に指摘され、代わるヘイト語をノートに書き綴りながら一生懸命考えます。
多用していた「シネ」は、「本当(ホ)にびっくり(ビ)するほど論外(ロン)」を短縮した「ホビロン」と、「散々(サン)わめいて馴れ馴れ(ナ)しくて口(ク)だけ一人前のチビ(チ)」をもじった「サンナクチ」になりました。
(朝鮮の生き蛸ぶつ切り料理のサンナクチとは違います。……けっこう美味い!)
仕事への姿勢は極めて真面目で、早朝からの仕込み手伝いや賄い飯作りに帰荘後の追い回し作業を全く苦にしていません。
給与の殆どは調理練習用の材料代に使い、空き時間や休日は板場を借りて実習をしています。
高校での勉学姿勢も真面目です。
少しでも早く一人前の板前になりたいと願う彼女の余裕の無さは、ファションに疎くさせて同年代の男子に興味を無くし、告白してくる男子を悉くフリ続けます。
そんな彼女は、厳しく指導してくれる23歳の兄貴格板前の宮岸徹に憧れ、献身的に恋焦がれています。
だけど、恋に内気で言葉にも、態度にも現せない彼女の想いは、全然、彼に気付いてもらえません。
(僅かながら見せる態度で、もしかしてと察してくれてもと思うのですが、鈍い徹はクールな真面目系美人よりも、ミーハーで一生懸命な準可愛い系が気になるらしい)
のぞみ札の願いは、「感謝を知らないから、辛いんだ。甘えが有るから、苦しいんだ。自分しかないから、悲しいんだ。こんな私を救って下さい」です。